浮気調査事例

2021.12.26

18年間付き合った彼には、複数の浮気相手がいました

今回のご依頼者である奥様とご主人は、結婚して半年。新婚ほやほやのカップルです。
お二人が出会ったのは約17年前の高校生の時で、長いお付き合いの末に結婚されました。
入籍してからのご主人は、外泊が徐々に増えていき、特に週末は朝帰りが続いていたそう。
そんなある日、ご主人のカバンから、女性とご主人が二人で映っている写真を発見しました。

女性アイコン

依頼者

年齢
30代
性別
女性
職業
会社員
男性アイコン

対象者

年齢
30代
性別
男性
職業
公務員

婚姻年数:0.5年
子供:なし

お問い合わせの経緯

長いお付き合いを経て結婚された奥様。ご主人とこれから穏やかに生活をしていきたいと思っていた矢先、徐々にご主人の外泊が増えていきました。問い詰めることもなく、悩みながらもそっと様子を見ていた奥様ですが、ある日ご主人のカバンの中を見てみることに。すると、ご主人が女性と二人でピースをしながら自撮りをしている写真を見つけました。その写真には、「〇〇くんと〇〇の2年振りの旅行♡」とペンで書かれていました。目の前が一瞬、真っ暗になり、どうしていいかわからないまま、慌てて他にも同じような写真がないか、ご主人のカバンの中を探しました。そして、ご主人の財布の中から未使用のコンドームが2つ見つかりました。

Hearing

ヒアリングによるご契約内容

依頼目的・夫の浮気の事実を確認したい
・浮気の証拠をとって相手と別れさせたい
・相手の女性がどんな人物が確認したい
必要証拠・特定の人物との接触があるかどうか
・もし特定の女性がいた場合、2人が特別な男女関係であるという証拠(手繋ぎ・キスなど)
・不貞行為を推測できるような強力な証拠
調査期間6日間調査費用120万
調査方法移動手段を確認しながらの尾行および張り込み

女性との接触の有無及び浮気と特定できる証拠

今回のケースは、①入籍して同居をし始めてからのご主人は週末の外泊が続いているのでどこで何をしているか知りたい②浮気をしていた場合はその証拠が欲しい③浮気相手の女性がどんな人物かを確認したい この3点をご要望でした。奥様とご主人は、平日はどちらも共働きでお互い土日祝日がお休み。ご主人は、土曜日の朝から日曜日の朝まで外出、外泊をする日々が続いています。今回の女性との写真の日付を見たところ、約1ヶ月前の週末の旅行だったことがわかっています。奥様としては、長年お付き合いをしてきたご主人と別れることはまったく考えておらず、ご主人に浮気をやめてもらって家庭に集中してもらいたい思いがとても強くあります。まずは、ご主人の浮気の有無の確認と、浮気相手がいた場合はその相手がどんな人物かを特定する調査をすることになります。

浮気の証拠として確実な状況写真と接触の様子

奥様のお話から、ご主人は平日は夕方仕事が終わってから同僚と食事をしてから帰宅するため、毎晩帰宅は22時を過ぎるということ。そして、土曜日は10時もしくは11時頃には自宅を出ていき、帰ってくるのは翌日の4時や5時が多いというお話でした。今回、ご主人のカバンから出てきた写真にはあるシティホテルに宿泊した様子がわかりますが、ご主人と奥様は自家用車を持っていないため、ご主人が女性とどのような移動手段で旅行をしたのかはわかっていません。これらのことから、自宅を出てからのご主人の行動を見る行動調査を予定していきます。①平日の仕事終わりにも女性と会っていると思われる②週末はおそらく女性と会って女性の自宅もしくは宿泊施設で時間を過ごしている これらの情報から、週末の朝から出ていくご主人を尾行し、女性と接触して不貞の有無を確認するまでの調査をするため、30時間の組み立てをすることにしました。

調査対象者を尾行し行動を確認、接触する人物の有無

ご主人は、平日は17時頃に仕事が終わってから同僚と食事をした後、22時頃に帰ってきます。そして、週末は土曜日の昼前に自宅を出てから翌日の朝5時頃に帰宅をする日々を送っています。調査は、ご主人が週末に出かける朝からスタートし、ご自宅を出たご主人がどこに行くのか、どのように次の日の朝まで過ごしているのかを確認していきます。ご主人が女性と接触した場合、二人がどこに行きどのような行動をしているのか、そして女性はどこでどのような生活をしている人物なのかを確認していきます。ご主人は、徒歩もしくは自転車で自宅から出て公共交通機関を利用して移動するとのことで、タクシーはほぼ利用しないだろうとのお話。これらの情報から行動範囲などを予想しながら調査に臨みます。

Outline

調査概要

調査前準備

ご主人は、週末の土曜日に、朝起きてから朝ごはんは食べずに昼前に自宅を出ていく。そして日によっては自転車を利用するか徒歩で出かけるとのことから、土曜日の朝からの調査を実施していきます。写真に写っていた女性と接触した場合、また別の人物との接触をした場合でも調査は続行とし、ご主人の行動を適宜確認していくことで調査を進めます。ご主人の仕事は、月曜日から金曜日までであり、ほぼ定時に終業することはわかっています。これらのことから、平日は終業後、週末は自宅を出てから自転車もしくは公共交通機関などの移動手段を使うことを想定して行動します。ご主人がご自宅からどこへ行き、どんな人物と会っているのか調査をしていくための準備に入ります。

調査開始

調査日Aの行動
  • 10:30~

    ご主人が自宅から出てきて、マンションの自転車置き場に停めてあった自転車に乗り走り出す

  • 10:45~

    ある3階建アパートの敷地内自転車置き場に自転車を停める 2階のある部屋のインターフォンを鳴らして部屋に入っていく

  • 11:00~

    部屋からご主人と女性が出てきて女性が部屋の鍵を閉める 二人でアパートを出て歩き出す

  • 11:10~

    最寄り駅から二人が電車に乗る 乗り換えをしながら名古屋駅で二人が降りる

  • 11:40~

    百貨店に入って飲食店のあるフロアに行き、あるお店に二人が入る

  • 13:10~

    お店から二人が出てくる ウインドウショッピングをする

  • 16:30~

    二人が電車に乗って再び最寄り駅で降りる 徒歩で女性のアパートに戻り部屋に入る

  • 18:00~

    部屋から二人が出てきてそれぞれが自転車に乗り走り出し、近くのスーパーに入って買い物をする 

  • 18:45~

    購入した食材を持って二人がアパートに帰る

  • 24:00~

    部屋の灯りが消える

  • 8:00~

    ご主人が一人で部屋から出てきて、自転車置き場に置いてあった自転車で走りだす

ご主人は、10時過ぎに自宅を出て自転車置き場に置いてあった自転車に乗り、走り出しました。そこから約15分。ご主人はある3階建アパートの敷地内自転車置き場に入り、自転車を停めます。そして、アパートの階段を上がり2階のある部屋のインターフォンを鳴らしました。部屋のドアが開きご主人が中に入っていきます。それからしばらくして、部屋の中からご主人と20代とみられる女性が出てきました。二人は、そのままアパートを出て最寄り駅へと向かいます。電車に乗り、乗り換えをしながら名古屋駅で降りた二人は、ある百貨店の飲食店フロアに行き、お店に入ってランチを楽しみました。その後、ウインドウショッピングを楽しんだ二人は、再び電車を利用してアパートに戻ります。そして、近くのスーパーで食材を購入し部屋に戻った二人は、その日は部屋から出てくることはなく、ご主人が部屋から出てきた姿を確認できたのは、次の日の朝8時でした。

自宅から自転車であるアパートに行き女性と接触 二人は電車で名古屋駅へ

ある土曜日の朝に調査を開始。すぐにご主人は自宅から出てきました。そして、自転車置き場に置いてあった自転車に乗り走り出しました。ご主人の乗った自転車は15分程走った先にある、3階建のアパートに入っていきました。ご主人は、自転車をそのアパートの敷地内にある自転車置き場に停め、慣れた様子でアパートの階段を上っていきます。そして、2階の廊下を突き進んだ突き当りの部屋のインターフォンを鳴らし、中からドアを開けてもらったご主人は、部屋の中の人物に笑って話しかけながら部屋の中へと入っていきました。10分位経ち、部屋の中からご主人と20歳代と思われるロングヘアの女性が部屋から出てきて、女性が部屋の鍵を閉めたことを確認。二人が最寄り駅の方面に歩き出します。そして、電車に乗り込み、乗り換えをしながら名古屋駅で降りた二人は百貨店の中へと入っていきました。

ランチを終えてからウインドウショッピング、その後再び女性のアパートへ

百貨店に入った二人は、エレベーターに乗り込み飲食店のあるフロアで降りました。そして、あるお店に入りランチを楽しむ姿を確認。食事を終えた様子でお店を出てきたご主人と女性は、百貨店内の他のフロアを歩きながら笑顔で会話をしています。二人は手を繋ぎながらお店の中に入ったり、ウインドウショッピングを楽しみながら時間は過ぎていきました。3時間程経った頃、二人は再び電車に乗り女性のアパートに戻りました。1時間程経過したころ、ご主人と女性が部屋から出てきて、ご主人と女性がそれぞれ自転車置き場に停めてあった自転車に乗り近くのスーパーに到着。そこで食材を購入した二人は、そのまま女性のアパートに戻り、次の日の8時、ご主人が一人で出てくるまで部屋のドアが開くことはありませんでした。

翌日の朝まで女性と過ごすご主人を確認、女性は写真の人物とは別人であることが判明

翌日の朝8時頃、ご主人が女性の部屋から一人で出てきました。そして、アパート敷地内の自転車置き場に置いてあったご自身の自転車に乗り、自宅方面へと走り出す姿を確認。この時点で、ご主人が自宅へ帰ることは想定できましたので、奥様に急遽連絡をします。また、今回ご主人と朝まで過ごした女性は、姿形から、奥様がご主人のカバンから見つけた写真に写っている女性とは別人であることが判明しました。このことも踏まえ、まずは調査は一旦打ち切りすることに。翌週の平日、今回の女性がどのような生活をしている人物なのかを確認するために改めて調査を組み立てることになりました。

結果報告

その次の週の平日に女性の調査を実施したところ、女性がご主人と同じ勤務先へ出社する姿を確認。この日は、夜、ご主人は勤務先から直接女性のアパートに行き、夜の21時まで部屋で過ごしていたこともわかりました。このことで、女性はご主人が既婚者であることも周知の上で関係を継続していることが明らかになりました。ただ、写真の女性は調査中には一度もご主人と接触しなかったことから、改めて追加の調査を検討しているという奥様。まずは、今回の調査内容と写真のすべてを調査報告書に載せ、直接お渡しすることとなりました。今回の調査から、ご主人が少なくとも数年前から、複数の女性と会っているだろうことがわかりました。

結果報告のイメージ

その後の展開/アフターサポート

浮気相手の一人はご主人と同じ勤務先、写真の女性は今後明らかに

報告書を奥様に手渡したあと、奥様から再び連絡をいただきました。ご主人には、今回の調査のことは一切話しておらず、相変わらず平日も遅い帰宅が続き、週末は外泊をし続けているとのこと。この状況のまま、写真の女性の調査をお願いしたいとのお話をされました。写真の女性について、写真に記載されていた情報から、ご主人との関係が比較的長期の可能性がある点、おそらく今回の女性よりも現在は会う頻度が少ない可能性が高い点を打ち合わせ。これらのことから、ご主人から遠方に行くような情報があった場合に調査を実施することで調整をしました。奥様としては、現時点での離婚はやはり考えられないとのことで、一旦調査は完了、改めて追加の調査の際にはご連絡をいただくことになりました。

Comment

担当調査員のコメント

担当調査員

写真の女性とは別の女性が判明するも、不貞の証拠を入手

調査対象者が自宅を出て自転車で走り出したとき、どこまでいくのかは予想はできていませんでした。あるアパートの敷地に入ったとき、その建物を見て単身者向けであったことから女性の自宅ではと想定しました。今回の調査で接触した女性が、ご依頼者の持参した写真の女性ではなかったものの、外泊の証拠がとれたことはよかったと思います。今後は写真の女性との接触が確認したいとのお話のため、引き続き気を引き締めて調査に臨みたいと思っています。

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