ご依頼者のご子息とそのお嫁さんは、結婚して14年、小学生のお子様が三人いらっしゃいます。
一昨年前、ご子息は、ある女性と浮気をしてしまいました。
そして、きちんとお嫁さんに対し、慰謝料をお支払いした過去があるそうです。
先日、お嫁さんがご子息に対し、突然離婚をしたいと言ってきました。
依頼者
対象者
婚姻年数:15年
子供:あり
(13歳女子・11歳女子・9歳男子)
結婚と同時にご子息は養子縁組を交わしており、その後すぐにお嫁さんのご実家からの支援で、新築戸建てを購入したそうです。ですが、お互い勝気な面が強く、結婚当初から言い争いが絶えなかったというご子息夫婦。一昨年のご子息の浮気をきっかけに、お嫁さんの態度はさらに横柄になっていったといいます。三人目が念願の男子だったこともあり、お嫁さんとしては、ご実家の跡継ぎとして育てていこうと考えている背景があるとのお話。そんな中、最近、お嫁さんが仕事といいつつ、仕事に行っていないかもしれないとご子息が感じ始めました。と同時に、お嫁さんから、離婚をしてほしいのですぐにでも家を出て行ってほしいと言われたそう。その話を聞いたお母様は、お嫁さんに男性がいるのではないかという疑いを持ち始めました。
依頼目的 | ・嫁(妻)の浮気の事実を確認したい ・浮気の証拠をとって息子に事実を伝えたい | ||
---|---|---|---|
必要証拠 | ・特定の人物との接触があるかどうか ・特定の男性がいた場合、2人が特別な男女関係であるという証拠(手繋ぎ・キスなど) ・不貞行為を推測できるような強力な証拠 | ||
調査期間 | 7日間 | 調査費用 | 140万 |
調査方法 | 移動手段を確認しながらの尾行及び張り込み |
今回のケースは、①お嫁さんは夫であるご子息に離婚をしたいといっている②浮気の相手に関する特定の情報はない③浮気の疑いが拭えないため事実を確認したい この3点が要点となります。ご依頼者は、ご子息夫婦の生活スタイルを把握はできておらず、ご子息から聞くわずかな情報の中でお嫁さんの行動を絞りながら、お嫁さんの行動パターンを調べていました。お嫁さんは普段、必ず車を利用し、公共交通機関は使用しないこと。そして、平日は仕事をしていて終日勤務のはずですが、最近気になる行動を感じ取っているとのご子息の話があります。お嫁さんが外出中に、どのようなプライべートを過ごし、どんな人物と接触をしているのか、事実を特定する調査となります。
ご子息の話から、お嫁さんは平日月曜日から金曜日は朝から会社へ車で向かい、そのまま夕方まで勤務してから帰宅するということ。そして、週末は基本的に子供たちと過ごすことが多いということから、平日の昼間に何等かの不審な行動があるのではというご依頼者の話です。また、ご子息の情報からは、日曜日の夜にお嫁さんが機嫌がよいのを感じるということ等から、月曜日に的を絞り、お嫁さんが車でご自宅を出てからどこに向かい、何をしているのかを見ていくことで行動調査を予定していきます。①お嫁さんは平日は勤務先へ車で出勤し車で帰宅②生活はほとんど自家用車で動く③浮気相手の情報はまったくない④お嫁さんはご子息に対し、離婚をしたいので早めに家を出て行ってほしいと言っている これらの情報から、奥様が男性と接触し不貞の有無を確認するまでの調査をするため35時間の組み立てをすることにしました。
お嫁さんは、生活の移動手段はほぼ自家用車を利用し、勤務先へも自家用車を使って通勤しています。調査は、お嫁さんが自宅を出発してどこに向かうのかを確認するため、自宅からスタート。お嫁さんの車がどこに向かい、どういった生活をし、その中で怪しい行動があるのかどうか。また、浮気相手は実際に存在するのか、異性と接触した場合は二人がどこでどのようにデートを重ねているのかを確認していきます。男性と接触した場合、相手の男性はどのような移動手段で現れてお嫁さんと接触をするのか、男性の車の有無やそれ以外の人物の車を利用するのかどうか、公共交通機関を利用した場合なども想定し、行動範囲などを予想しながら調査に臨みます。
お嫁さんが仕事に出かける平日月曜日の朝から夕方までの調査を実施していきます。お嫁さんが男性と接触をした場合、またどのような人物であっても接触をした場合、調査は続行とし、お嫁さんの一日の行動を確認していくことで調査を進めます。お嫁さんは勤務先へ車通勤をしており、平日はすべて勤務しているという話です。夕方にはお子様と待ち合わせやお迎えをして帰宅することが多いということから、今回の調査はご子息が怪しいと考える月曜日に絞って実施。お嫁さんが自宅を出てから勤務先へ向かうのか、仕事を早めに終わらせて自由な時間を作っている可能性が否定できないため、移動手段を途中で変えることも想定して行動をします。お嫁さんがどんな行動をし、どんな人物と接触をしているのかを調査し対応するための準備に入ります。
8:30~
8:45~
9:30~
9:40~
10:10~
10:55~
11:15~
11:45~
13:20~
13:50~
14:10~
14:25~
お嫁さんがご自宅から車で発進するのを確認、ご依頼者からの情報の勤務先敷地に車は入っていき、お嫁さんが出勤する姿を確認しました。それから約1時間後、お嫁さんは勤務先の建物から出てきて再び車に乗り込み、そのまま近くの喫茶店へと入っていきます。お嫁さんが喫茶店に入ってからしばらくして、お嫁さんは店内から男性と一緒に出てきました。男性とお嫁さんは、男性が乗ってきたと思われる車に乗り込み、そのままあるJR駅前の雑居ビルへ立ち寄ったあと、二人はラブホテルへ入っていきました。入店してから1時間半後、ラブホテルから出てきた二人は朝に立ち寄った喫茶店へと戻り、お嫁さんはご自身の車に乗って発進したあと、男性はそのままある工事現場へ直行。車を乗り換え、違う工事現場で作業を始めました。
ご依頼者とご子息から指定のあった月曜日の朝、ご自宅から調査を開始しました。開始してすぐ、お嫁さんはご自宅から出てきてご自身の車に乗り込み車が発進します。お嫁さんの運転する車は、そのまま約15分走った先にある、情報の勤務先の敷地へ入っていきました。駐車してすぐ、お嫁さんは車から出てきて、勤務先の建物の中へと入っていきます。それから約45分経って、建物から出てきたお嫁さんは再び車に乗り込み、そこから比較的近い喫茶店の駐車場に入っていきました。車を停車させ、お嫁さんが車から降りて喫茶店店内へと入っていきます。そして再び出てきたお嫁さんは、ある男性と一緒に出てきました。二人はきょろきょろと辺りを見回しながら男性が乗ってきたと思われる黒い車に乗り込み、あるJR駅前のコインパーキングに駐車、駅前の雑居ビルへと二人が入っていきました。
駅前の雑居ビルに二人が入ってから約20分が経過したとき、ビルの出入口から二人が出てきました。そして、再び車に乗り込み車は発進します。二人の乗った車は、そこから30分程走り続け、ラブホテルへと入っていきました。車を停めてラブホテルの建物に入った二人は、電光パネルを見ながら慣れた様子で部屋を決めたあと、エレベーターに乗り込み部屋号室の階でエレベーターは停止。二人が出てきたのはそれから約1時間半後でした。車に乗り込んだ二人は、そのまま車を発進させ、朝、待ち合わせをした喫茶店の駐車場へと入っていきました。そして、助手席からお嫁さんが降りてご自身の車に乗り込み発進、男性の運転する車も発進し、お互いが別方向へと走行を始めました。
男性の乗った車は、喫茶店から約15分程の工事作業現場の中へと入っていきました。そして、車から降りた男性は、作業中の男性二人に声をかけたあと、近くに駐車してあったトラックに乗り込み再び発進します。男性の運転するトラックは、そこから10分程走った先にある別の工事現場へと入り、男性はトラックを停め、その現場で作業を始めました。そこから数時間、男性はそのトラックに乗り込み、別の工事現場へと行き、荷物を積んで別の工事現場へと荷物を運ぶなど、作業を続ける姿を確認しました。
ご子息の指定する別の日に調査を実施したところ、お嫁さんがある婦人科へ入っていく姿を確認。その日の夜、ご子息がお嫁さんのカバンの中にある薬を見つけ、調べてみたところ、性病に関するものであったとのことでした。これらのすべての調査内容と写真を報告書に載せ、ご依頼者にお渡しすることとなりました。ご依頼者としては、ご子息が早くお嫁さんのことをあきらめ、離婚に向けて話し合いをしてほしいという思いが強かったのですが、ご子息はまだお嫁さんに対し未練があるご様子でした。
報告書をお渡したときから、お嫁さんに対し怒りが頂点に達していたご様子のご依頼者でしたが、2ヶ月程してから、弁護士事務所を紹介してほしいとの連絡がありました。ご子息は、報告書を見てから少しずつ気持ちに変化があったものの、お嫁さんとやり直したい気持ちが強く、まずは別居という形で復縁を考えているとのことでした。お嫁さんは浮気を認めたものの、離婚したいという気持ちに揺らぎはないそうで、ご子息の気持ち一つで留まった様子でした。まずは、離婚はせず、今後の結婚生活継続への話し合いをする方向で、弁護士事務所をご紹介とし、今回の調査は完了となりました。
お悩みや心に迷いがあった場合、まずはご連絡ください。私共で手助けできることがあるかもしれません。
担当調査員のコメント
婦人科に通いながら、出会い系で知り合った男性とラブホテル
調査対象者が、喫茶店から男性と出てきたときは、昼間の勤務中の接触になると予想しました。相手の男性が工事現場に入ってからは、作業現場を移動する動きが激しく、ご依頼者と相談の上、別日に調査セッティングとなりました。それに伴い、調査対象者の婦人科通院が判明する結果へとつながりました。ご依頼者からの浮気相手の情報がまったく無い状況で、男性との浮気現場の裏付け、婦人科治療の有無の裏付けが撮影できました。ご依頼者の今後に有利な情報が得られ、よかったと思います。