浮気調査事例

2022.09.26

別居と離婚を切望した妻、同じ勤務先の男性宅へ

ご主人と奥様は結婚して21年、大学生と高校生のご子息がいらっしゃいます。
5年前、奥様の以前からの夢だった新築の一戸建てを購入しました。
ご主人と奥様は、二人で一生懸命がんばって働いていたそうです。
そんな中、3ヶ月前のある日、奥様から離婚を前提に別居をしたいと言われました。

男性アイコン

依頼者

年齢
50代
性別
男性
職業
会社員
女性アイコン

対象者

年齢
40代
性別
女性
職業
会社員

婚姻年数:21年
子供:あり
(20歳男子・17歳男子)

お問い合わせの経緯

約8年前から、奥様は介護職のお仕事に就いていました。今年に入ってすぐ、これまでの日中を中心とした勤務体系を変更し、夜勤を中心とした業務に変更したそうです。そうすることで、収入が多くなると言って喜んでいた奥様。ご主人は、これまで通り二人で頑張って生活をしていくものだと思っていたそうです。ところが3ヶ月前、突然奥様から、離婚を前提で別居をしたいと言われました。寝耳に水のご主人は、なぜなのか何度理由を聞いても奥様は答えてくれません。その数日後に荷物をまとめて出て行った奥様は、勤務先に住み込みをしているので安心をしてほしいとご主人に言いました。それから何度も奥様に連絡をして、家に戻ってきてほしいと頼み続けたご主人。ある日、奥様のカバンの中に、トランクルームの契約書を見つけました。その書類の住所欄には、ご主人の知らないアパートの住所が書かれていました。

Hearing

ヒアリングによるご契約内容

依頼目的・妻が別居をした理由を知りたい
・別居の理由が妻の浮気なのかどうか、その事実を確認したい
・浮気だった場合、証拠をとって相手と別れさせたい
必要証拠・特定の人物との接触があるかどうか
・特定の男性がいた場合、2人が特別な男女関係であるという証拠(手繋ぎ・キスなど)
・不貞行為を推測できるような強力な証拠
調査期間8日間調査費用160万
調査方法移動手段を確認しながらの尾行及び張り込み

男性との接触の有無及び浮気と特定できる証拠

今回のケースは、①奥様は離婚を前提で別居を始めた②ご主人には、勤務先で住み込みで働いていると言っている③ご主人としては、奥様が今どこで生活をしているのか事実を知りたい④情報入手したアパートには奥様が単独で生活をしているのか男性がいるのかを知りたい⑤男性と同居していた場合、別れて戻ってきてほしい この5点が要になります。奥様は、勤務先へは車で出勤をし、生活の中心はすべて車を利用しています。ご主人は、奥様が離婚をしたいと主張し別居を開始したこと、現在の居住場所は勤務先と言われていることから、おそらくこの先本当の住処は教えてくれないと判断しました。最悪は離婚の話を進めざるを得ないことも想定で、奥様が今、どんな生活をしているかを確認したいと言っています。奥様は、今どこでどんな生活をしてどんな人物と接触をしているのか、事実を特定する調査となります。

浮気の証拠として確実な状況写真

ご主人のお話から、奥様は夜勤を中心とした勤務体系になっており、朝帰宅することがほとんどとのこと。以前は、勤務のシフトを教えてくれていましたが、別居してからは教えてもらえていないとのことから、平日の朝、奥様が勤務先からどこに向かい、どこで生活の拠点を置いているのかを確認していくことで行動調査を予定します。①奥様は、夜勤を中心とした生活スタイルである②勤務先からどこか新しい住処に直接帰宅していると思われる③浮気相手の情報はまったくない④奥様はご主人には勤務先で住み込みで働いていると言っている これらの情報から、奥様の現在の生活スタイルを把握し、男性との接触があるのかどうかを確認するまでの調査をするため40時間の組み立てをすることにしました。

調査対象者を尾行し行動を見る、同時に接触する人物を特定

奥様は、移動手段はすべて車を利用し、そのため勤務先へも車で出勤しているとのこと。調査は、奥様が勤務を終えて、そこからどこに向かうのかを確認するため、勤務先からスタートします。奥様が車でどこに向かうのか、また、どんなところで生活をしているのか。もし、男性との接触がある場合は、二人がどこでどのようにデートを重ねているのか、どのような行動をしているのかを確認していきます。奥様は移動は車ということですが、ご自身の車をそのまま利用するのか、電車を利用するのか、もしくは車を乗り捨てて別の人物の車に乗ることなども想定し、行動範囲などを予想しながら調査に臨みます。

Outline

調査概要

調査前準備

奥様が住み込みで働いているという勤務先に、まずは平日、朝の夜勤明けからの調査を実施していきます。奥様がどこに向かいどこで生活をしているのか。男性と接触した場合、また接触した人物が女性であっても調査は続行とし、奥様の一日の行動を確認していくことで調査を進めます。奥様は、既に自宅を出て別居をしているため、今回の調査はご主人がこの日が怪しいと考える日を特定し実施。奥様が勤務先から車でどこに向かうのか、また奥様ご自身の車ではなく移動手段を途中で変えることも想定して行動をしていきます。奥様がどんな行動をし、どんな人物と接触をしているのかを調査し対応するための準備に入ります。

調査開始

調査日Aの行動
  • 9:50~

    奥様の勤務先から奥様が出てきて、車に乗り込み発進する

  • 10:00~

    百円ショップの駐車場に車が停車、奥様が車から出てきて店内に入る

  • 10:20~

    奥様が店内から出てきて車に乗り込み発進する

  • 10:40~

    奥様の車があるアパートに隣接する駐車場敷地に入り、3番枠に停車 奥様が車から出てきてアパートの102号室に入る

  • 11:15~

    白のワゴン車が駐車場に入り、奥様の停めた車の隣の2番枠に停車 男性が降りてきてアパートの102号室に入る

  • 16:30~

    102号室から奥様と男性が出てきて、二人で白のワゴン車に乗り込み発進

  • 16:45~

    ドラッグストアの駐車場にワゴン車が停車、二人が出てきて店内に入る

  • 17:10~

    ドラッグストア店内から二人が出てきて、隣接する釣具チェーン店に二人が入る

  • 18:00~

    釣具チェーン店から二人が出てきて隣接するコンビニに入り、お弁当を購入する ワゴン車に乗り込み発進

  • 18:30~

    ワゴン車がアパート隣接の駐車場2番枠に停車 二人が車から出てきて102号室に入る

奥様が、勤務先から車で発進する姿を確認、そこから約10分程のところにある百円ショップに入っていった奥様は、店内で品物を購入し再び車に乗って発進します。それから約20分後、ある2階建アパートに隣接する月極駐車場に奥様の車が入っていきました。奥様はその3番枠に車を駐車、車から降りた奥様はアパートの102号室の鍵を開け中へと入っていきました。その約30分後、アパートに隣接する駐車場に白いワゴン車が入ってきました。そのワゴン車は、奥様が車を停めた隣の2番枠に駐車をし、中から男性が出てきました。そしてその男性は、アパートの102号室に入っていきました。それから約5時間後、奥様と男性が102号室から出てきて二人は男性の乗ってきた白いワゴン車に乗り込み発進。二人の乗ったワゴン車は、20分程走り続けてあるドラッグストアに停車します。ドラッグストアの店内に入っていった二人は商品を購入、その後、隣接する釣具チェーン店に入っていきました。約1時間後、二人が釣具店から出てきて隣接するコンビニに入り、お弁当を二人分購入しました。そして、二人はワゴン車に再び乗り込み、ワゴン車はアパートの隣の駐車場2番枠に駐車。購入した品物やお弁当を持った二人は、再びアパートの102号室へと入っていきました。

勤務先から百円ショップ、その後別居先であるアパートへ

ある週の平日、ご主人から指定のあった日の朝に調査を開始しました。開始をしてすぐ、勤務先建物から奥様が出てきて、敷地内駐車場の奥様の車に乗り込みすぐに発進しました。奥様の運転する車は、そこから約10分走った先にあった百円ショップの敷地駐車場で停車します。奥様は、百円ショップの店内に入り、家庭用雑貨をいくつか購入して出てきました。そして、再び車に乗り込み発進しました。奥様の運転する車は、そこから約20分走り続け、ある2階建アパートの隣の月極駐車場に入っていき、3番枠に車を駐車しました。車から出てきた奥様は、カバンと先ほど購入した百円ショップの商品の入ったビニール袋を持って、アパートの102号室の前に行き、玄関の鍵を開けて室内へと入っていきました。それから約30分程経ったころ、月極駐車場に白いワゴン車が入ってきました。そして、奥様の車が駐車されている3番枠の隣の2番枠に駐車。ワゴン車からは一人の男性が降りてきました。男性はそのままアパートへ向かい、102号室の玄関を開けて中にいる人物に話しかける様子を確認しました。

男性と奥様は、釣具店やコンビニでお買い物

男性がアパートの102号室に入ってから約5時間後、102号室から男性と奥様が出てきました。奥様は男性を先に行かせたあと、カバンから鍵を出して102号室の玄関を閉めました。男性と奥様は白いワゴン車に乗り込み、運転席には男性が座っている姿を確認、車は発進します。20分程走り続け、あるドラッグストアの駐車場に車を停車させた二人は、ドラッグストアに入りました。そして、トイレットペーパーや生活用洗剤などを購入し、一旦、品物を車の中に入れます。そのあと、二人は隣接する釣具チェーン店の店内へと入っていきました。そこから約1時間、店内で色々な釣具用品を見ていた二人は、何も購入せずに店内から出てきました。二人は、釣具店に隣接するコンビニに入り、二人分のお弁当やペットボトルのお茶を購入する姿を確認。ワゴン車に乗り込んで再びアパートの駐車場2番枠に駐車をさせた二人は、102号室に入りそのまま朝まで出てくることはありませんでした。

翌日、奥様は単身買い物、男性は夕方から出勤

翌日の11時頃、102号室から奥様が一人で出てきてご自身の車に乗り込み、車はアパートからほど近い百円ショップで停車。店内でいくつか商品を購入した奥様は、再び車に乗り込み、そのまま近くのスーパーに立ち寄りました。そして、大きな袋2つ分の食料品を買い込み、再びアパートへ戻る姿を確認しました。そこから約3時間後の15時半、102号室から出てきた男性は、ワゴン車に乗り込み車を発進させます。そして、16時頃、奥様の勤務先である介護施設の駐車場に車が駐車、介護施設の建物の中へと入っていく男性を確認しました。

結果報告

別の日にも調査を実施したところ、奥様と男性は休暇を一緒に取った様子で、二人で海辺で釣りをしている様子が確認できました。これらのすべての調査内容と写真を報告書に載せ、ご主人に直接お渡しすることとなりました。ご主人としては、ショックがあまりにも大きく、今後の奥様との人生設計について再び考えなくてはいけないと、呆然自失の様子が窺えました。

結果報告のイメージ

その後の展開/アフターサポート

浮気相手は妻の同僚、離婚の話を進める方向に

報告書を手渡したときから、驚きとショックが隠せない様子であったご主人。その後、1ヶ月程してから、弁護士事務所を紹介してほしいとの連絡がありました。ご主人は、高校生や大学生のご子息への影響ができるだけ無いようにと心配していたそうですが、ご子息たちは既に奥様と男性の関係を知っていたと聞かされ、更にショックだったと話してみえました。奥様のご両親とも話し合いが進められ、離婚の方向へと考えているとのお話でした。当社からは弁護士事務所をご紹介し、調査はこれですべて完了となりました。

Comment

担当調査員のコメント

担当調査員

浮気相手のアパートで新生活をスタート、二人は同じ勤務先

調査対象者の車が月極駐車場に停車したときは、この近くに必ず新居があると想定しました。駐車場に隣接するアパートは、元々浮気相手が独り暮らしをしていた部屋だったことも判明。浮気相手が調査対象者と同じ勤務先への出勤姿を確認することで、勤務先も判明することができました。依頼者が求めていた情報が入手でき、依頼者にとっての有利な裏付け調査ができたことは、この先の未来のためにはよかったと思います。

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